スイス式トーナメント
対局中 | |||
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Classical IncrementLichess Swiss によって | 5 ラウンド25+3 • クラシカル • レート戦 | 0 | |
RapidLichess Swiss によって | 7 ラウンド10+0 • ラピッド • レート戦 | 0 |
間もなく開始 | |||
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RapidLichess Swiss によって | 7 ラウンド10+0 • ラピッド • レート戦 | 0 | |
Classical IncrementLichess Swiss によって | 5 ラウンド25+3 • クラシカル • レート戦 | 0 | |
HyperBulletLichess Swiss によって | 20 ラウンド½+0 • ブレット • レート戦 | 0 | |
Bullet IncrementLichess Swiss によって | 20 ラウンド1+1 • ブレット • レート戦 | 0 |
スイス式トーナメント (wiki) では、参加者は他の全員と対戦するとは限りません。参加者の各ラウンドの対戦相手は、全員がなるべく近いスコアの相手と対戦するように作られたルールに従って決まります。ただし同じ相手とは二度と対戦しません。全ラウンド終了後に合計ポイントがもっとも多いプレイヤーが優勝です。人数が奇数でない限り、全員が毎ラウンド誰かと対戦することになります。
スイス式トーナメントを作成できるのはチームリーダーだけ、参加できるのはチームメンバーだけです。
チームに参加かチームを作成 すればスイス式トーナメントに参加できます。
比較 | アリーナ トーナメント | スイス式トーナメント |
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所要時間 | 決められた時間(分) | 決められたラウンド数、所要時間は不明 |
局数 | 指定の時間内にプレイできるだけ | 全員が指定の局数をプレイ |
ペアリングの方式 | 手の空いている近い順位の相手 | スコアとタイブレークによる最適の組み合わせ |
ペアリング待ち時間 | 短い。全員の対局終了を待たない | 長い。全員の対局終了を待つ |
同じ相手との対戦 | あり(ただし連続はしない) | なし |
途中参加 | はい | はい、全ラウンド数の過半が開始するまで |
一時停止 | はい | はい、ただし対局数が減るおそれあり |
連勝ボーナスとバーサーク | はい | いいえ |
現実世界の大会と同じ? | いいえ | はい |
無制限で無料 | はい | はい |
アリーナよりスイス式のほうがいいのはどんな時?スイス式トーナメントでは全参加者が同じ局数をプレイし、また同じ相手とは一度だけ対戦します。
クラブ内の大会や公式トーナメントに向いた方式です。
スコアの計算方法は?勝ちは 1 ポイント、ドローは 0.5 ポイント、負けは 0 ポイントです。
あるラウンドにペアリングされなかった人には「バイ (bye)」と言って 1 ポイントが与えられます。
タイブレークの計算方法は?ソンボーン・ベルガー (SB) によります。
その人が勝った相手の獲得ポイントの全部と、引き分けた相手の獲得ポイントの半分を合計します。
ペアリングはどう決まりますか?オランダ方式 によります。bbPairings が FIDE ハンドブック に従って実装したものです。
参加人数よりもラウンド数が多い場合はどうなりますか?可能なすべてのペアリングがプレイされた時点でトーナメントは終了し、優勝者が決まります。
なぜチーム内限定なのですか?スイス式はネットチェス用に作られたものではありません。時間厳守、熱意、忍耐が参加者に求められます。
こういった条件を満たすには自由参加ではなくチーム内限定のほうがいいと考えています。
プレイヤーがもらえるバイの上限は?ペアリングシステムが対戦相手を見つけられないとそのたびに 1 ポイントのバイが与えられます。
また途中参加の場合、0.5 ポイントのバイが 1 回だけ与えられます。
短手数でのドローはどうなりますか?スイス式トーナメントでは、30 手を終えるまでドローは認められません。これでも事前合意によるドローは防げませんが、少なくともその場でのドロー合意は難しくなります。
プレイヤーが対局しないとどうなりますか?時計が進み、持時間がなくなって負けになります。
続いてシステムはその人をトーナメントから除外するので、それ以上負けにはなりません。
その人はまた後に途中参加することができます。
参加登録したトーナメントに参加しないとどうなりますか?スイス式イベントに登録しておいて対局しない人がいるのは問題です。
この問題を減らすため、対局しなかったプレイヤーは一定の期間、別のスイス式イベントに参加登録できなくなります。
ただしイベントの作成者はこの種のプレイヤーの参加を認めることもできます。
途中参加はできますか?はい、全ラウンド数の過半が始まるまではできます。たとえば 11 ラウンドのスイス式なら第 6 ラウンド開始まで、12 ラウンドなら第 7 ラウンド開始までです。途中参加の人には、飛ばしたラウンドが複数でもバイが 1 回だけ与えられます。
スイス式はアリーナに取って代わるもの?いいえ。両者は互いに補いあう機能です。
総当たり方式(ラウンドロビン)はないの?追加したいのですが、あいにく総当たりはオンラインではうまくいきません。
トーナメントを途中放棄する人をどう扱うか、いい方法がないからです。
オンラインの大会で全員が最後までプレイすることは期待できません。ほとんどそうはならず、結果として総当たりの大会は欠陥のある不公平なものになってしまいます。だから追加する意味がないのです。
総当たりに近い方式として、ラウンド数を非常に多くしたスイス式トーナメントを行なう手があります。これならトーナメント終了までにすべての可能なペアリングが行われるはずです。
その他のトーナメント方式は?当面、chess.net にその他のシステムを追加する予定はありません。